Hour関数

Hour関数は、VBA関数の中で日付・時刻関数に分類される関数です。

目次

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Hour関数とは

Hour関数は、1 日の時刻を表す 0~23 の範囲の整数を表すバリアント型 (内部処理形式 Integer の Variant) の値を返します。

構文Hour(time)
引数省略説明
date ×引数 time には、時刻を表す任意のバリアント型 (Variant) の値、数式、文字列式、またはこれらを組み合わせた値を指定します。引数 time が有効な値を含まない場合は、Null 値を返します。

Hour関数のサンプルコード

次の例は、Hour 関数を使って、指定された時刻の "時" で表される部分を取得します。開発環境時には、時刻リテラルはコード記述時の国別情報で設定されている短い時刻の形式で表示されます。


Sub sample()

 Dim MyTime, MyHour
 MyTime = #4:35:17 PM#            ' 時刻を代入します。
 MyHour = Hour(MyTime)            ' MyHour には、16 が代入されます。

End Sub

実行結果

解説

日付・時刻関数一覧

関数名内容
Date現在のシステム日付を算出します。
DateAdd指定した期間を加えた値を算出します。
DateDiff指定した時間単位で、2つの日付の差を算出します。
DatePart日付の指定した部分を算出します。
DateSerial指定した年月日に対応するバリアント型の値を算出します。
DateValue日付を表すバリアント型の値を算出します。
Day指定した日付から、日を表す1~31までの値を算出します。
Hour指定した時刻から、時間を表す0~23の値を算出します。
Minute指定した時刻から、分を表す0~59の値を算出します。
Month指定した日付から、月を表す1~12までの値を算出します。
Now現在のシステム日付と時刻を算出します。
Second指定した時刻から、秒を表す0~59の値を算出します。
Time現在のシステム時刻を算出します。
Timer午前0時から経過した秒数を算出します。
TimeSerial指定した時分秒をバリアント型の値で算出します。
TimeValue時刻をバリアント型の値で取得します。
Weekday指定した日付の曜日を算出します。
Year指定した日付の年を算出します。
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