Space関数

Space関数は、VBA関数の中で文字列操作関数に分類される関数です。

目次

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Space関数とは

Space関数は、バリアント型 (内部処理形式 String の Variant) の値を返します。指定した数のスペースからなる文字列を返す文字列処理関数です。

構文Space(number)
引数省略説明
number ×引数 number には、スペースの数を指定します。

Space 関数は書式を整えるためにスペースを出力したり、固定長文字列を消去する場合などに役立ちます。

Space関数のサンプルコード

次の例は、Space 関数を使って、指定した数のスペースからなる文字列を返します。


Sub sample()

 Dim MyString
 ' 10 個のスペースからなる文字列を返します。
 MyString = Space(10)

 ' 2 つの文字列の間にスペースを 10 個挿入します。
 MyString = "Hello" & Space(10) & "World"

End Sub

実行結果

解説

文字列操作関数一覧

関数名内容
Asc文字列内にある最初の文字の文字コードを返します。
AscB文字列内にある最初のバイトコードを返します。
AscW文字列内にあるISOコードの文字を返します。
Chr指定したコードに対応する文字を返します。
ChrB指定したコードに対応するバイトデータを返します。
ChrW指定したコードに対応するISOの文字を返します。
Format式を指定した書式に変換します。
Hex指定した文字列を16進数で返します。
InStr検索対象文字列の指定した位置から指定した文字列を検索し、最初に見つかった文字位置を返します。
InstrB検索対象文字列の指定したバイト位置から指定した文字列を検索し、最初に見つかったバイト位置を返します。
LCase大文字のアルファベットを小文字に変換します。
Left文字列の左端から指定した文字数分の文字列を抽出します。
LeftB文字列の左端から指定したバイト数分の文字列を抽出します。
Len文字列の文字数を返します。
LenB文字数のバイト数を返します。
Ltrim文字列の先頭のスペースを削除した文字列を抽出します。
Mid文字列の指定した位置から指定した文字数分を抽出します。
MidB文字列の指定したバイト位置から指定したバイト数分を抽出します。
Oct指定した文字列を8進数で返します。
Right文字列の右端から指定した文字数分の文字列を抽出します。
RightB文字列の右端から指定したバイト数分の文字列を抽出します。
Rtrim文字列の末尾のスペースを削除した文字列を抽出します。
Space指定した数のスペースを返します。
Str数式の値を文字列に返します。
StrComp文字列を比較した結果を返します。
StrConv文字列を変換した結果を返します。
String指定した文字コードに対応する文字を指定した文字数だけ並べた文字列を返します。
Trim文字列の先頭と末尾のスペースを削除した文字列を抽出します。
Ucase小文字のアルファベットを大文字に変換します。
Val文字列を数値に変換します。
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