VBA関数のGetAllSettings関数

GetAllSettings関数は、VBA関数の中でWindows・その他の関数に分類される関数です。

目次

• GetAllSettings関数とは
• GetAllSettings関数のサンプルコード
  • 実行結果
  • 解説

GetAllSettings関数とは

GetAllSettings関数は、Microsoft Windows のレジストリにあるアプリケーションの項目、または Macintosh の場合にはアプリケーションの初期設定ファイルから、SaveSetting ステートメントを使って作成された項目内のすべてのキー設定および各キー設定に対応する値のリストを返します。

キー設定を取得するセクション名を含む文字列式を指定します。GetAllSettings 関数では、指定したセクションのすべてのキー設定およびそのキー設定に対応する値を含む文字列の二次元配列を格納したバリアント型 (Variant) の値が返されます。

GetAllSettings関数のサンプルコード

次の例は、SaveSetting ステートメントを使用して、名前付き引数 appname に指定したアプリケーションのエントリを Windows のレジストリ (16 ビット版 Windows の場合は、.INI ファイル) に作成します。次に、GetAllSettings 関数を使用して、設定を表示します。GetAllSettings 関数では、アプリケーション名およびセクション名は取得できません。最後に、DeleteSetting ステートメントでアプリケーションのセクションを削除します。

Sub Sample

' GetAllSettings 関数によって返される二次元配列を格納するためのバリアント型変数を宣言します。
' Integer to hold counter.
Dim MySettings As Variant, intSettings As Integer
' レジストリに設定を書き込みます。
SaveSetting appname := "MyApp", section := "Startup", _
key := "Top", setting := 75
SaveSetting "MyApp","Startup", "Left", 50
' 設定を取得します。
MySettings = GetAllSettings(appname := "MyApp", section := "Startup")
    For intSettings = LBound(MySettings, 1) To UBound(MySettings, 1)
        Debug.Print MySettings(intSettings, 0), MySettings(intSettings, 1)
    Next intSettings
DeleteSetting "MyApp", "Startup"

End Sub

実行結果

解説

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