VBAのTimer関数について解説しています。
Timer関数は、VBA関数の中で日付・時刻関数に分類される関数です。
Timer関数は、午前 0 時 (真夜中) から経過した秒数を表す単精度浮動小数点数型 (Single) の値を返します。
| 構文 | Timer | |
|---|---|---|
Microsoft Windows では、Timer 関数は小数点以下の値も返します。Macintosh では、小数点以下の値は返されません。
次の例は、Timer 関数を使って、プログラムの実行を中断します。この例では、DoEvents ステートメントを使って、プログラムが中断している間も他のプロセスを割り込みで処理できます。
Sub sample()
 Dim PauseTime, Start, Finish, TotalTime
 If (MsgBox("[はい] をクリックすると、プログラムの実行が 5 秒間中断されます。", 4)) = vbYes Then
     PauseTime = 5                ' 中断時間を設定します。
     Start = Timer                ' 中断の開始時刻を設定します。
     Do While Timer < Start + PauseTime
         DoEvents                ' 他のプロセスに制御を渡します。
     Loop
     Finish = Timer                ' 中断の終了時刻を設定します。
     TotalTime = Finish - Start    ' 実際の中断時間を計算します。
     MsgBox "実行を " & TotalTime & " 秒間中断しました。"
 Else
     End
 End If
End Sub
※ドラッグ(スワイプ)すると全体を確認できます。
| 関数名 | 内容 | 
|---|---|
| Date | 現在のシステム日付を算出します。 | 
| DateAdd | 指定した期間を加えた値を算出します。 | 
| DateDiff | 指定した時間単位で、2つの日付の差を算出します。 | 
| DatePart | 日付の指定した部分を算出します。 | 
| DateSerial | 指定した年月日に対応するバリアント型の値を算出します。 | 
| DateValue | 日付を表すバリアント型の値を算出します。 | 
| Day | 指定した日付から、日を表す1~31までの値を算出します。 | 
| Hour | 指定した時刻から、時間を表す0~23の値を算出します。 | 
| Minute | 指定した時刻から、分を表す0~59の値を算出します。 | 
| Month | 指定した日付から、月を表す1~12までの値を算出します。 | 
| Now | 現在のシステム日付と時刻を算出します。 | 
| Second | 指定した時刻から、秒を表す0~59の値を算出します。 | 
| Time | 現在のシステム時刻を算出します。 | 
| Timer | 午前0時から経過した秒数を算出します。 | 
| TimeSerial | 指定した時分秒をバリアント型の値で算出します。 | 
| TimeValue | 時刻をバリアント型の値で取得します。 | 
| Weekday | 指定した日付の曜日を算出します。 | 
| Year | 指定した日付の年を算出します。 | 
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