VBAのTimeValue関数について解説しています。
TimeValue関数は、VBA関数の中で日付・時刻関数に分類される関数です。
TimeValue関数は、時刻を表すバリアント型 (内部処理形式 Date の Variant) の値を返します。
| 構文 | TimeValue(time) | |
|---|---|---|
| 引数 | 省略 | 説明 | 
| time | × | 引数 time には、通常 0:00:00 (12:00:00 AM) ~ 23:59:59 (11:59:59 PM) の範囲の時刻を表す文字列式を指定します。また、この範囲で時刻を表す任意の式を指定することもできます。引数 time に Null 値が含まれると、Null 値を返します。 | 
12 時間制または24 時間制のどちらを使って時刻を指定してもかまいません。たとえば、"2:24PM" と "14:24" は、両方とも有効な引数となります。
引数 time が日付の値を含む場合、TimeValue 関数はその日付を戻り値に含めません。ただし、引数 time に正しくない値を指定したときには、エラーが発生します。
次の例は、TimeValue 関数を使って、文字列を時刻に変換します。時刻リテラルを使って、バリアント型 (Variant) や日付型 (Date) の変数に時刻を直接代入することもできます。たとえば、MyTime = #4:35:17 PM# のように指定します。
Sub sample()
 Dim MyTime
 MyTime = TimeValue("4:35:17 PM")            ' 時刻を返します。
End Sub
※ドラッグ(スワイプ)すると全体を確認できます。
| 関数名 | 内容 | 
|---|---|
| Date | 現在のシステム日付を算出します。 | 
| DateAdd | 指定した期間を加えた値を算出します。 | 
| DateDiff | 指定した時間単位で、2つの日付の差を算出します。 | 
| DatePart | 日付の指定した部分を算出します。 | 
| DateSerial | 指定した年月日に対応するバリアント型の値を算出します。 | 
| DateValue | 日付を表すバリアント型の値を算出します。 | 
| Day | 指定した日付から、日を表す1~31までの値を算出します。 | 
| Hour | 指定した時刻から、時間を表す0~23の値を算出します。 | 
| Minute | 指定した時刻から、分を表す0~59の値を算出します。 | 
| Month | 指定した日付から、月を表す1~12までの値を算出します。 | 
| Now | 現在のシステム日付と時刻を算出します。 | 
| Second | 指定した時刻から、秒を表す0~59の値を算出します。 | 
| Time | 現在のシステム時刻を算出します。 | 
| Timer | 午前0時から経過した秒数を算出します。 | 
| TimeSerial | 指定した時分秒をバリアント型の値で算出します。 | 
| TimeValue | 時刻をバリアント型の値で取得します。 | 
| Weekday | 指定した日付の曜日を算出します。 | 
| Year | 指定した日付の年を算出します。 | 
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