VBAでIE操作に役立つ最終行・列を取得するためのサブルーチン「maxRC」

VBAのIE(InternetExplorer)制御に便利なサブルーチンを紹介しています。

「maxRCサブルーチン」の詳しい説明は以下よりご確認ください。
最終行(列)取得「maxRC」
Function maxRC(Optional sheetName As String = "mySheet", _
        Optional rcNo As Integer = 1, _
        Optional addRC As Integer = 0, _
        Optional typeRC As String = "R") As Long

    If sheetName = "mySheet" Then
        sheetName = ActiveSheet.Name
    End If
    
    If typeRC = "R" Then
        maxRC = Sheets(sheetName).Cells(Rows.Count, rcNo).End(xlUp).row + addRC
    ElseIf typeRC = "C" Then
        maxRC = Sheets(sheetName).Cells(rcNo, Columns.Count).End(xlToLeft).Column + addRC
    End If

End Function
引数名データ型内容値の事例初期値省略
sheetNameStringシート名文字列"リスト"ActiveSheet.Name
rcNoInteger対象の行・列番号11
addRCInteger最終行に加える行数10
typeRCStrStringing行・列の選択文字列"R","C""R"
maxRC("シート名文字列","対象の行・列番号","最終行に加える行数","行・列の選択文字列")

こちらは、全て任意項目となります。
「sheetName」はシート名文字列を入力しますが、処理するシートが現在開いているシートの場合は、初期値で現在開いているシート名を取得しますので、未入力で大丈夫です。
「rcNo」は対象の行・列番号で、例えば3列目の最終行を取得したい場合は「3」を入力します。初期値では「1」が設定されています。
「addRC」には、最終行数に加える行数になります。例えばデータをループ処理する場合は、最終行を取得して全てのデータを処理させますが、データは定期的に抽出する場合は、既存データに書き足しで抽出します。その際に最終行から1行プラスで加えておけば、常に既存データの書き足しを行えます。
初期値は「0」設定されています。
「typeRC」は行・列どちらを取得するかの判断をするためのものです。「R」を指定すれば最終行を「C」を指定すれば最終列を取得します。初期値は「R」で設定されています。