VBAのIE制御

RegisterAsBrowserプロパティは、設定またはオブジェクトは、トップレベルのブラウザウィンドウとして登録されているかどうかを示す値を取得します。

目次

• RegisterAsBrowserプロパティとは
• IEがトップレベルのブラウザウィンドウとして登録されているかどうかをチェックするサンプルコード
  • 実行結果
  • 解説
• 利用されているコンテンツ
• InternetExplorerオブジェクトのプロパティ

RegisterAsBrowserプロパティとは

IEオブジェクトのRegisterAsBrowserプロパティは設定またはオブジェクトは、トップレベルのブラウザウィンドウとして登録されているかどうかを示す値を取得します。取得する値は、ブーリアン型(Boolean)になります。・・・が、詳しい詳細については調査中です。詳しい内容が分かりましたら、更新します。本家サイトの解説は以下の通りです。

Windowsインターネットエクスプローラのアーキテクチャは、複数のインスタンスを可能にします。「トップレベル」のIWebBrowser2のオブジェクトは、他のすべての親であるのIWebBrowser2のオブジェクトです。唯一のトップレベルのオブジェクトは、この方法でブラウザとして登録することができます。
このプロパティをTrueに設定すると、Internet ExplorerとWindowsは、他のトップレベルの見つけることができ、名前解決に参加することができるオブジェクトです。ユーザーは現在のウィンドウ内にないターゲット属性を指定するハイパーリンクをクリックした場合、Internet Explorerは、登録されているすべてのターゲット名を解決しようと試みますウィンドウが最上位のブラウザとして登録された後、登録解除することができません。

引数Boolean

IEがトップレベルのブラウザウィンドウとして登録されているかどうかをチェックするサンプルコード

Sub sample()

  Dim objIE As InternetExplorer

  'IE(InternetExplorer)のオブジェクトを作成する
  Set objIE = CreateObject("InternetExplorer.Application")

  'IE(InternetExplorer)を表示する
  objIE.Visible = True

　'トップレベルのブラウザウィンドウとして登録する
　objIE.RegisterAsBrowser = True

  MsgBox "現在「RegisterAsBrowser=True」で設定されています。「OK」を押下すると「False」に設定されます。"

　'トップレベルのブラウザウィンドウとして登録しない
　objIE.RegisterAsBrowser = False

End Sub

※ドラッグ(スワイプ)すると全体を確認できます。

実行結果

①IEをトップレベルのブラウザウィンドウとして登録します。
②メッセージボックスが表示され、「OK」を押下します。
③IEをトップレベルのブラウザウィンドウとして登録しません。

解説

Sub sample()
　Dim objIE As InternetExplorer

※ドラッグ(スワイプ)すると全体を確認できます。

sampleのSubステートメントは引数の設定なしです。次に、Dimステートメントを利用して変数objIEをInternetExplorer型で宣言します。

'IE(InternetExplorer)のオブジェクトを作成する
Set objIE = CreateObject("InternetExplorer.Application")

※ドラッグ(スワイプ)すると全体を確認できます。

SetステートメントとCreateObject関数を利用してIEのオブジェクトを作成します。オブジェクト作成によりプロパティやメソッドを利用することができます。

'IE(InternetExplorer)を表示する
objIE.Visible = True

※ドラッグ(スワイプ)すると全体を確認できます。

VisibleプロパティにTrueを設定することで、ブラウザを表示させます。

'トップレベルのブラウザウィンドウとして登録する
objIE.RegisterAsBrowser = True

※ドラッグ(スワイプ)すると全体を確認できます。

こちらは、RegisterAsBrowserプロパティにTrueを設定することで、トップレベルのブラウザウィンドウとして登録します。

MsgBox "現在「RegisterAsBrowser=True」で設定されています。「OK」を押下すると「False」に設定されます。"

※ドラッグ(スワイプ)すると全体を確認できます。

こちらは、MSgBox関数を利用してメッセージボックスが表示されます。「OK」を押下すると次の処理へ移ります。

'トップレベルのブラウザウィンドウとして登録しない
objIE.RegisterAsBrowser = False

※ドラッグ(スワイプ)すると全体を確認できます。

こちらは、RegisterAsBrowserプロパティにFalseを設定することで、トップレベルのブラウザウィンドウとして登録されません。

End Sub

※ドラッグ(スワイプ)すると全体を確認できます。

最後はEndステートメントを利用してsampleプロシージャを終了させます。

利用されているコンテンツ

RegisterAsBrowserプロパティは、あまり利用しませんが覚えておきましょう。

• 現在、利用されているコンテンツはありません。

InternetExplorerオブジェクトのプロパティ