VBAのRevisionNumberプロパティ

こちらでは、エクセルVBAのRevisionNumberプロパティの解説になります。

プロパティとはオブジェクトの属性を指します。属性とは、そのオブジェクトの情報そのものです。プロパティはその値を取得したり、設定することもできます。プロパティを利用するにはオブジェクト名とプロパティ名の間に「.(ピリオド)」で結んで記述します。

オブジェクト名.プロパティ名

また、プロパティを設定する場合は以下のように「=(イコール)」を記述し設定値を代入します。

オブジェクト名.プロパティ名 = 設定値

RevisionNumberプロパティ

RevisionNumberプロパティは、ブックが共有ファイルとして開かれている間に保存された回数を返します。ブックが排他モードで開かれている場合、RevisionNumber プロパティの取得する値は 0 (ゼロ) になります。値の取得のみ可能です。長整数型 (Long) の値を使用します。

RevisionNumber プロパティは、ブックのローカルコピーが保存されたときにだけ更新され、リモートコピーが保存されたときには更新されません。
次の使用例は、改版の数を利用して、作業中のブックが排他モードで開かれているかどうかを調べます。排他モードで開かれている場合は、ブックを共有ファイルとして保存します。


If ActiveWorkbook.RevisionNumber = 0 Then
    ActiveWorkbook.SaveAs _
        filename:=ActiveWorkbook.FullName, _
        accessMode:=xlShared, _
        conflictResolution:= _
            xlOtherSessionChanges
End If

※ドラッグ(スワイプ)すると全体を確認できます。