VBAのFileDialogプロパティ

こちらでは、エクセルVBAのFileDialogプロパティの解説になります。

プロパティとはオブジェクトの属性を指します。属性とは、そのオブジェクトの情報そのものです。プロパティはその値を取得したり、設定することもできます。プロパティを利用するにはオブジェクト名とプロパティ名の間に「.(ピリオド)」で結んで記述します。

オブジェクト名.プロパティ名

また、プロパティを設定する場合は以下のように「=(イコール)」を記述し設定値を代入します。

オブジェクト名.プロパティ名 = 設定値

目次

FileDialogプロパティ

FileDialogプロパティは、ファイル ダイアログのインスタンスを表す FileDialog オブジェクトを返します。

expression.FileDialog(fileDialogType)
expression 必ず指定します。対象となるオブジェクトへの参照を返すオブジェクト式を指定します。
fileDialogType 必ず指定します。MsoFileDialogType クラスの定数を使用します。ファイル ダイアログの種類です。
使用できる定数は、次に示す MsoFileDialogType クラスの定数のいずれかです。 msoFileDialogFilePicker ユーザーがファイルを選択できます。 msoFileDialogFolderPicker ユーザーがフォルダを選択できます。 msoFileDialogOpen ユーザーがファイルを開くことができます。 msoFileDialogSaveAs ユーザーがファイルを保存できます。
次の使用例は、ユーザーが 1 つ以上のファイルを選択できるファイル ダイアログを開きます。ファイルが選択されると、各ファイルのパスを別々のメッセージで表示します。


Sub UseFileDialogOpen()

    Dim lngCount As Long

    ' ファイル ダイアログを開きます。
    With Application.FileDialog(msoFileDialogOpen)
        .AllowMultiSelect = True
        .Show

        ' 選択された各ファイルのパスを表示します。
        For lngCount = 1 To .SelectedItems.Count
            MsgBox .SelectedItems(lngCount)
        Next lngCount

    End With

End Sub

※ドラッグ(スワイプ)すると全体を確認できます。

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VBAのステートメント

こちらでは、エクセルVBAの事例で利用したステートメントをまとめたものです。ExcelのVBAには様々な機能が用意されていますので一度ご確認ください。

VBAのオブジェクト

こちらでは、エクセルVBAの事例で利用したオブジェクトをまとめたものです。ExcelのVBAには様々な機能が用意されていますので一度ご確認ください。

VBAのプロパティ

こちらでは、エクセルVBAの事例で利用したオブジェクトのプロパティをまとめたものです。ExcelのVBAには様々な機能が用意されていますので一度ご確認ください。

VBAのメソッド

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VBAのイベント

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