Areasオブジェクト

Areasオブジェクトについての解説になります。

目次

Areasオブジェクトとは

Areasオブジェクトは、選択範囲内にある領域 (隣接しているセルのブロック) のコレクションです。単体で Area オブジェクトはありません。Areas コレクションの各メンバーは、Range オブジェクトです。選択範囲内に複数の領域がある場合は、各領域に対応する Range オブジェクトが Areas コレクションに含まれます。選択範囲に領域が 1 つしかない場合は、その選択範囲に対応する 1 つの Range オブジェクトだけが Areas コレクションに含まれます。

Areas コレクションを取得するには、Areas プロパティを使用します。次の使用例は、選択範囲に複数の領域がある場合は、その選択範囲をクリアします。

If Selection.Areas.Count <> 1 Then Selection.Clear

Areas(index) プロパティを使用すると、コレクションから Range オブジェクトが返されます。引数 index には、領域のインデックス番号を指定します。インデックス番号は、領域が選択された順序に対応しています。次の使用例は、選択範囲に複数の領域がある場合は、選択範囲内で最初に選択した領域をクリアします。

If Selection.Areas.Count <> 1 Then
Selection.Areas(1).Clear
End If

操作によっては、選択範囲内の複数の領域で同時に実行できないものがあります。その場合はループを使って、選択範囲内の各領域ごとに対して操作を行います。次の使用例は、選択範囲内に領域が 1 つしかない場合は、その選択範囲で myOperation という操作を実行します。選択範囲内に複数の領域がある場合は、選択範囲内の各領域で myOperation を実行します。

Set rangeToUse = Selection
If rangeToUse.Areas.Count = 1 Then
myOperation rangeToUse
Else
For Each singleArea in rangeToUse.Areas
myOperation singleArea
Next
End If

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ExcelのVBAについてのQ&A掲示板

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VBAのIE操作入門

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VBAのステートメント

こちらでは、エクセルVBAの事例で利用したステートメントをまとめたものです。ExcelのVBAには様々な機能が用意されていますので一度ご確認ください。

VBAのオブジェクト

こちらでは、エクセルVBAの事例で利用したオブジェクトをまとめたものです。ExcelのVBAには様々な機能が用意されていますので一度ご確認ください。

VBAのプロパティ

こちらでは、エクセルVBAの事例で利用したオブジェクトのプロパティをまとめたものです。ExcelのVBAには様々な機能が用意されていますので一度ご確認ください。

VBAのメソッド

こちらでは、エクセルVBAの事例で利用したオブジェクトのメソッドをまとめたものです。ExcelのVBAには様々な機能が用意されていますので一度ご確認ください。

VBAのイベント

こちらでは、エクセルVBAの事例で利用したオブジェクトのイベントをまとめたものです。ExcelのVBAには様々な機能が用意されていますので一度ご確認ください。