VBAのSendFaxOverInternetメソッド

こちらでは、エクセルVBAのSendFaxOverInternetメソッドの解説になります。

メソッドとは、オブジェクトを操作する命令文のことでオブジェクトの動作になります。 メソッドを利用するにはオブジェクト名とメソッド名の間に「.(ピリオド)」で結んで記述します。

オブジェクト名.メソッド名

目次

SendFaxOverInternetメソッド

SendFaxOverInternetメソッドは、ワークシートを、指定した宛先に Fax として送信します。

構文expression.SendFaxOverInternet(Filename)
キーワード省略説明
expression×必ず指定します。Workbook オブジェクトを返すオブジェクト式を指定します。
Recipients ×省略可能です。バリアント型 (Variant) の値を使用します。Fax の送信先となるユーザーの Fax 番号および電子メール アドレスを表す文字列型 (String) の値を指定します。複数の宛先を指定する場合は、セミコロンで区切ります。
Subject ×省略可能です。バリアント型 (Variant) の値を使用します。Fax ドキュメントの件名を表す文字列型 (String) の値を指定します。
ShowMessage ×省略可能です。バリアント型 (Variant) の値を使用します。True を指定すると、送信前に Fax メッセージが表示されます。False を指定すると、Fax メッセージは表示されずに直ちに Fax が送信されます。

SendFaxOverInternet メソッドを使用するには、ユーザーのコンピュータで Fax サービスが有効になっている必要があります。

Recipients パラメータに指定できる Fax 番号の形式は、recipientsfaxnumber@usersfaxprovider または recipientsname@recipientsfaxnumber です。ユーザーの Fax プロバイダの情報には、次のレジストリ パスからアクセスできます。

HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\11.0\Common\Services\Faxこのレジストリ パスの FaxAddress キーの値を参照して、宛先に使用する形式を判断できます。

次の使用例は、Fax サービス プロバイダを経由して、指定した宛先に Fax メッセージを送信します。


ActiveWorkbook.SendFaxOverInternet _
    "14255550101@consolidatedmessenger.com", _    "参考までに", True

※ドラッグ(スワイプ)すると全体を確認できます。

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こちらでは、エクセルVBAの事例で利用したステートメントをまとめたものです。ExcelのVBAには様々な機能が用意されていますので一度ご確認ください。

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