VBAのOpenDatabaseメソッド

こちらでは、エクセルVBAのOpenDatabaseメソッドの解説になります。

メソッドとは、オブジェクトを操作する命令文のことでオブジェクトの動作になります。メソッドを利用するにはオブジェクト名とメソッド名の間に「.(ピリオド)」で結んで記述します。

オブジェクト名.メソッド名

OpenDatabaseメソッドは、データベースを表す Workbook オブジェクトを返します。

キーワード	省略	説明
構文	expression.OpenDatabase(FileName, CommandText, CommandType, BackgroundQuery, ImportDataAs)
expression	×	こちらは、必ず指定します。対象となるオブジェクトへの参照を返すオブジェクト式を指定します。
FileName	×	こちらは、必ず指定します。文字列型 (String) の値を使用します。接続文字列を指定します。
CommandText	●	こちらは、省略可能です。バリアント型 (Variant) の値を使用します。クエリのコマンドテキストを指定します。
CommandType	●	こちらは、省略可能です。バリアント型 (Variant) の値を使用します。クエリのコマンドタイプを指定します。使用できるコマンドタイプは、Default、SQL、および Table です。
BackgroundQuery	●	こちらは、省略可能です。バリアント型 (Variant) の値を使用します。クエリのバックグラウンドを指定します。
ImportDataAs	●	こちらは、省略可能です。バリアント型 (Variant) の値を使用します。クエリの形式を指定します。

次の使用例は、ファイル northwind.mdb を開きます。次の使用例では、C:\ ドライブにファイル northwind.mdb があるものとします。


Sub UseOpenDatabase()

    ' Northwind データベースを開きます。
    Workbooks.OpenDatabase _
        FileName:="C:\northwind.mdb"

End Sub

※ドラッグ(スワイプ)すると全体を確認できます。

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